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金沢家族看護研究会!

2018/10/07

先週末、金沢家族看護研究会に参加してきました。
金沢大学の柳原清子先生が代表を務めている研究会に以前から行ってみたい…と思っていて、やっとの参加でした!

今回は事例研究…2つの病院での看護実践を可視化する内容でした。
積極的な治療からBSC(ベストサポーティブケア)へと移行する方の、急性期治療を行った大学病院の看護師の実践をみんなで掘り起こす作業をしました。1人ではなくみんなで行い、知恵を集め、そして実践したことにネーミングをし、実践の方法論につなげるという作業をしました。

大学病院の看護師さんは、行なった看護に対して、不消化で悩ましく思っていたそうです。でも、看護の実践知を可視化する作業ののち、
「自分たちが至らず悪かったのではないか…」と悩んだことは、その悩んだ事、戸惑った事、その時に起こした行動までも、次の緩和ケア病院での安楽な日々に繋がった実践であったことが明確になりました。
今回の研究会で、暗黙知に近いと言われる看護師の実践知を、可視化する(言葉にする)ことは、看護師のモチベーションをあげ、奮起することにつながるんだと、実感しました。
管理者という立場からスタッフのためにも、訪問看護師である自分のためにも…
「実践したことを言葉にする」ことから始めてみたいと思いました。
自分たちの自信につながり、そしてさらなる良い実践をするために!
出かける度に神社を参拝し、増えていく御朱印…起き上がり(姫だるま)さんのいる安江八幡さんにお参りしたのも、悩んでも挫けそうになっても…起き上がるぞ~というお導きでしたかね?(笑)