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車椅子体験

2020/08/08

今年はコロナの影響で、子どもたちの夏休みも短縮。かといって遊びにも行けないので、宿題をする時間はたっぷりあります。

ここでひとつ、とあるパウキッズの自由研究紹介。訪看パウの車椅子を借りて、人の少ない早朝、車椅子体験をしてきました。

まっすぐ進みたいのに、、
なかなか進めない、、
歩道が斜めで、車道に落ちる〜
時間制限のある横断歩道。焦ります
スロープだからって楽なわけじゃない!
普通の券売機は手が届かないけど
足元にスペースがあると届く!
いつも通り、階段に向かい、困っています
エレベーターの鏡のおかげで、後進時に
後ろが見えることに感動していました
(が、まっすぐ後進するのは難しい)

コロナの影響も考慮して、乗車はせずに、ホームまで行って引き返してきました。それでもたくさんの発見が!

普段車椅子慣れしているスタッフにとっても、思いもよらない子ども目線での感想がたくさん聞けて、良い学びとなりました。

特に、パウキッズの、この発言↓

「学校の体育館で体験した時は、みんなでやって楽しかったけど、ひとりで道路で体験すると、ちょっと恥ずかしい」「周りの人に、変って思われないかな」

子どもでも、体験でも、自ら望んで乗った場合でも、車椅子に乗ることの抵抗感ってあるんですね、、これもまた、スタッフとして頭では分かっていても、つい後回しになりがちな感覚です。大切に心に刻みました。

私が座って、パウキッズが車椅子を押すパターンも所々で体験しました。スロープを降りる時は「とても重くて、綱引きで頑張って引っ張る感じだった」とのこと。子どもらしい表現だなぁと感心すると共に、、ちょっとダイエットしようかなと思ったり思わなかったり。

帰宅後は、タイヤをしっかり拭いて、パウカーに積むところまで体験。重くて大変だったそうです。とても有意義な自由研究となりました。